あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「おい、待てコラぁぁぁ!!」


「おいっ!!」


走りながら振り返れば
慎が必死に三人を抑えていた。


私はまたまた前を見て全力で走った。



バキッ!! ドカッ!!


人が殴られるような音・・・


慎・・・

慎・・・


誰か呼んで来るからね!!


すぐ戻って来るからね!!



私は必死で走り助けを呼びに行った。