あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「空・・・好きや・・・」


「えっ!?」


「おまえが好きや・・・」


「マサ・・・」


私だって・・・


「私だってマサが好き!!
ずーっと好きやってんから!!」


マサを抱きしめる腕に力が入る。


「ずーっとマサのこと
見てきたんやから・・・」


空がマサの頬に自分の頬を重ねた。