あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「ええから早く!!」


ソフィアは強引に空を引っ張り
校門をくぐらせた。


「ちょっと、ソフィア!!」



そんなやり取りをしてる横を
一人の男子生徒が通り過ぎた。


「おっと待てい!!」


しかし、その男子生徒は
校門をくぐったところで、
シロに捕まえられた。


「何すんねん!!」


「何するねん?
おまえ遅刻やぞ?」


「まだ校門開いてるやないかぁ!!」


「時間はとっくに過ぎてる!!」