あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

奈乃葉・・・
それに春野と愛乃・・・
計算狂ったけどまあええわ。
全員やってもたるわ。

フフッ。

紀藤は何かを思いついたかのように
ニヤリと笑った。


「奈乃葉、おまえから
出向いてくれるとはな
手間が省けるわ。」


「先輩がその子達を?」


「そうや、それが何か?」


「外道が・・・」


奈乃葉の顔から可愛さが消え、
鬼の形相に・・・