あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

そしてその頃、いつものように
bikkeカフェに向かう空とひかり。


「でな、その柿の種にホワイトチョコが
かかってんねん!!」


「空、それ本当なの?」


「ホンマやって!!
ウチもびっくりしたわ(汗)」


「なんか想像つかないね?」


「やろ? 柿の種に
ホワイトチョコなんて邪道やろ?
でもな、それがけっこう旨いねん。」


「うそで・・・んっ!?」


「どうしたひかり?」


「空、あれ・・・」


空はひかりに指差す方を振り返った。