あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「ぐっ・・・」


「ちょっ、何を!!」


風間が体を乗り出すと、
紀藤が肩を掴み止めた。


「ソフィアをおびき出すよ。」


「えっ!?」



ドカッ!!  


ドカッ!!


数人で志穂を取り囲み
殴る蹴るを繰り返す。


「ぐわぁっ!!」


志穂は立ってられずその場に蹲った。


「や、やめろぉー!!!」


風間が叫ぶが攻撃は止むことはなかった。