「でも私には好きな人が・・・」
「知ってる。
でも、俺は自信がある。」
自信・・・?
「俺の方が絶対おまえを幸せにできる。
俺はいつもおまえのそばにいる。」
「月人・・・」
月人が私のことを好きだなんて
思ってもいなかった。
いきなりこんな風に言われても
何を言ったらいいかわからない。
それに私には好きな人がいる。
でも、何故だろう?
月人に抱きしめられても全然嫌じゃない。
いや、むしろ心地良い。
やさしいぬくもり、
そしてやさしい匂い・・・
このままでもう少しいたい。
佳歩は月人の手をそっと掴んだ。
誰もいない長い廊下、
夕日が二人をオレンジ色に照らす。
二人はしばらく動けずにいた。
「知ってる。
でも、俺は自信がある。」
自信・・・?
「俺の方が絶対おまえを幸せにできる。
俺はいつもおまえのそばにいる。」
「月人・・・」
月人が私のことを好きだなんて
思ってもいなかった。
いきなりこんな風に言われても
何を言ったらいいかわからない。
それに私には好きな人がいる。
でも、何故だろう?
月人に抱きしめられても全然嫌じゃない。
いや、むしろ心地良い。
やさしいぬくもり、
そしてやさしい匂い・・・
このままでもう少しいたい。
佳歩は月人の手をそっと掴んだ。
誰もいない長い廊下、
夕日が二人をオレンジ色に照らす。
二人はしばらく動けずにいた。


