あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「甘えたさんの月人くんですか?」


「そうかな・・・」


「珍しいな?
あんたがこんなん・・・」


「そうか?
俺だって人間やぞ?」


「フフッ、そうやけど・・・
誰かさんが見たら殺されるわ。」


「誰かさん? なんで?」


「月人は女の子に人気あるからなぁ~。」


「そんなことないよ。」


「そんなことあるで。
自覚ないみたいやな?」


「気にならない。」


「モテる男が言うセリフやな。」