あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「ソフィアたちとは一緒?」


「うん。」


「あいついい奴だろ?」


「うん。 

でも心樺とは・・・?」


佳歩が尋ねると、
月人は首を横に振った。



「そうか・・・」


「おまえも人のこと心配し過ぎ、
ちょっとは自分のこと考えろよ。」


「何よ、そうゆう月人こそ。」


「フフッ。」


お互い顔を見合わせ笑った。