あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

心樺・・・


心樺も志穂のことは可愛がっていた。


あの頃は三人でよく遊んだ。
毎日騒いで夜遅くまで・・・


ソフィアの中で昔の思い出が甦る。



それまでは慎も月人も・・・


あの事件がなければ・・・


あいつさえいなければ・・・



ソフィアは拳を握り締めた。