あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

そして放課後、心樺は・・・


「ソフィア!!」


「えっ!?」


ソフィアが振り向くと、
怖い顔をした心樺が立っていた。


「心樺・・・」


「あなたが志穂をこの学校に呼んだの?」


「志穂!? ち、ちがうで。
あいつは自分で・・・」


「志穂をあなた達のことに
巻き込まないで!!」


「えっ!?」


「志穂にもしものことがあったら、
私はあなたを許さない。」


「心樺・・・」


心樺はそれだけ伝えると、
背を向け行ってしまった。