あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「志穂、なんであなたがこの学校に?」


「家から一番近いんで(焦)」


「それだけ・・・?」


「もちろんです(汗)」


心樺にソフィアとツルみたい
なんて言ったら反対されるに決まってる。


志穂は慌てて嘘をついた。



「そう。 またもしも何かあったら
私に言って、力になるから。」


「はい、ありがとうございます。」


そう言って心樺は去っていった。


しかし、心樺は疑っている。
志穂は気付きながら心樺の背中を見送った。