あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「ちょっ、やめろや!!」


風間の言葉も聞かず
女がまた志穂を蹴ろうとした時、


ガシッ!!


女の肩を掴み引っ張った。


「誰や!!」


「何してんねん!!」


「お、おまえは・・・」


「心樺さん・・・」


「んっ!? 志穂!?」


女の肩を引っ張り止めたのは心樺だった。