あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「なっ・・・なんや!?」


風間の目が点になった。


「おまえが風間か?」


「はっ!? おまえ誰や?
何すんねん!!」


「おまえもソフィアが憎いんやろ?」


「えっ!?」


「私もあいつが嫌いや。
だから手伝ってんねん。」


「はぁ!? そんなんいらんわ!!
自分でやるわ!!」


ドカッ!!


女は志穂の腹を蹴り飛ばした。



「ソフィアはそんな甘くないで!!」


ドカッ!!


「ぐわぁ!!」


そしてまた、志穂の体を蹴る。