あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「じゃあ、けっこう強いんやなぁ~
ソフィア狙われてるんやろ?」


「関係ないわ。」


「大丈夫です。
ソフィアさんには指一本
触れさせませんから。」


「志穂ちゃん勝つ自信あるんか?」


「はい。」


志穂は自信満々に笑った。


「たくましいなぁ~」


「志穂、あんなんほっとき。」


「いえ、ソフィアさん。
ほっといても向こうから来ます。
私が止めますから。」


ソフィアは呆れたように、
一つため息を吐いた。