あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

その頃、ソフィアと佳歩は
遅れてbikkeカフェに向かっていた。


「早く行かんと、
空がドーナツ全部食べてまうで。」


「そやな、はよ行こ。」


そんな話をしながら向かってると、
ソフィアたちの前を
一人の男が通り過ぎた。


えっ!!

い、今の・・・


ソフィアはその男を目で追った。



間違いない・・・あいつや!!

やっと見つけた・・・

やっぱりこの街におったんや・・・


ソフィアはグッと拳を握り締めた。