あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜

「よう見たら、桜高やないか?
桜高がウチらに逆らうんか?」


「ううっ・・・」


「北島和美が卒業した今、
桜高なんかただの腑抜け集まりやろ?」


「ホンマや、腰抜けや。」


「はははははっ!!」


カチン。


この言葉にいち早く反応したのは
空ではなくひかりだった。



「おとしまえつけてもらうでぇ!!」


北高は戦闘態勢に入った。