「今日はごちそうさまでした。」



「いえいえッ!またきてください」


「本当にお金・・・いいんですか?」



「いいんだ。・・・あと大切なのはお金じゃない。」







マスターは僕に割引券をくれた。




もしかしたら僕がクビになった理由を知っているんじゃないか・・・?









「お金じゃないって。でも次はちゃーんともらうねッ!今日は初めてだったし♪」




「ハイ。また来ます。」




「あなたが迷ったとき。このカフェは現れる。」