「もういいんだ」ってつぶやいてた。わたしがずっと好きだった人にチョコレートを渡した。

でもそれから一ヶ月たったホワイトデーの日を過ぎても、返事はなかった。

わたしはいつもそうだ。
恋愛が苦手なのか、好きになった人はみんなわたしをほってどっかへいっちゃうんだ。
だからわたしは決めた。
もう恋をしないって…


ぼーっとして廊下を歩いていたとき、一冊のノートに出会った。わたしはそのノートに助けられた。