「ありがとう功」 絢華はニカッと笑った。 功は 絆創膏だらけの絢華の頬に手をあてる。 ベッドよりイスの方が低いため、 いつもと違って絢華の顔は 功の顔よりも高い位置にあった。 そのまま身をのりだして絢華の顔をのぞきこむ。 そしてそのままキスをした。