「春ちゃんおめでとうね〜! お母さんには、報告した?」 「うん!した! 今日は、お父さんの帰りが遅いで、明日シンちゃんも呼んでお祝いしようって♪」 「そっかそっか。喜んどったでしょ?」 「うん!うるさかった(笑)」 「ちょっと待ってて!」 春ちゃんをリビングに残して、自分の部屋に行った (封筒…封筒……これでいっか) 薄いピンク色の封筒に、三万円と一万円を入れた