何の根拠も、保証もない中で、ただ、信じていた。
「恵理夜、様……」
密かに、その名を囁く。
恵理夜がどこにいても、自分は必ず見つけ出す――その自信はある。
そして、恵理夜なら――。
春樹は、ただ信じていた。
「恵理夜、様……」
密かに、その名を囁く。
恵理夜がどこにいても、自分は必ず見つけ出す――その自信はある。
そして、恵理夜なら――。
春樹は、ただ信じていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…