執事と共にホワイトデーを。

「でも、これが本物だと、いうのは?」

「これは、私が用意したホワイトデープレゼントでございます」


恵理夜の目が、再び見開かれる。


「シラヤナギ様が立派なドレスをご用意されていたので、私が用意したものを一緒に渡しては邪魔になると思い……」


どこまでも謙虚で、執事らしい春樹の気遣いだった。