執事と共にホワイトデーを。

「……どういう、意味かしら?」


恵理夜は、何のことかさっぱりわからない、というように首をかしげた。


「実は、お嬢様への謎掛けの答えは、ここだったのです」

「どういうこと?」

「シラヤナギ様方と、ここでプレゼントを渡すのは少々臨場感に欠けると思い、ご両親の離れに移動したのでございます。手紙の答えとも相違ないでしょうから」

「臨場感って……」


恵理夜は呆れた。