鬼の名の下

だけど、僕がどんな顔をしていようと、関係ない。


なのに・・何故君はそんな風に悲しそうな顔をするんだ沖田。


君も僕を哀れむのか?



可哀相だと。


君も僕を蔑むのか?


化け物だと。



・・・まぁいいよ。慣れって言うのは本当に素晴らしい。


一度目は傷つき、二度目は涙を流した。


三度目は、ない。何も感じない。


もう、慣れてしまうから。何も思わない。



『沖田、君も明と同じ。とても優しい人間だね』



フッと口角を上げて微笑みながら言った。


なのに、それでも君はやっぱり悲しそうな顔をする。


誰かにそんな顔をさせたいわけではないのに。