鬼の名の下

「て・・めぇ・・。何言ってやがる?」



『・・・。ちょっと待ってくれ。明?外に出ておいで』



「・・ごめっ」



若干涙目になりながらもパタパタと部屋を出て行った。



「どうしたんですか明ちゃん?」



『僕らにとっては、少しばかり強いから仕方ないんだ』



僕らは人の何倍も五感が鋭い。


そして、その五感はある時期だけ特に高くなる。


その時期を明が越しているのかは別だけど・・。


僕は越していないんだけどさ。


まぁ、だからこそ鬼というだけでも何倍も鋭くなる五感がさらに、さらに鋭く特化してしまう・・。

あーぁ。本当嫌。