鬼の名の下

「それから・・」



『それから・・?』



まだ、続くのか・・



「髪で、顔を隠すのは勿体無いですよ」



ニコッと優しげに笑いながら、スッと僕の前髪を上げた。



『なっっ!!?ほっとけ!!』


「クスクスッ 照れなくてもいいじゃないですか」



『照れてなど居ない!』



なんて奴だ!勝手に人の前髪を上げるな!!


大体、隠している訳じゃない!!ただ単に切らなかったら伸びただけだ!