鬼の名の下

そんな僕の質問に適当に答える猫君。




『じゃぁ・・今、何世紀?』




僕の視線の先にある路地・・・



そこには、着物を身につけた老若男女が居た・・・。




僕が生きてきた20世紀は普通に洋服のはず・・・。



何故に着物?ここは京都の映画村か?違うだろ!



「ん~・・幕末!」



『・・・は?』


「だから、幕末」


何言ってんだこの猫