「クリスマスにオレオレ詐欺ー?寂しい人だねー。」 『違うからー。馬鹿じゃねーの?』 電話の向こうで、フッと鼻で笑ってる気がした。 「早く名を名乗りなさいよっ」 もーめんどくさいなあ。 さっさと名前言えよーっ 『俺だよ、桐山蓮。』 なーんだ、蓮かーっ …って、 「蓮ッッ?!」 私の大きな声は、虚しく部屋の中で小さくなっていった。