「よっしゃ、やるか!!」 これから、卒業祝いに俺と真紀男と早馬で野球の試合をする。 「3人でできんの?」 「できるんだよ。バッターとピッチャーとキャッチャーがいれば」 「そうだけど……。卒業祝いに野球って……」 「俺がスーパーホームラン打ってやるよ」 甲子園予選の時は打てなかったけど……。 早馬の球なら楽勝だよ。 ―――――カキーン! 何度聞いてもいい音。 俺、やっぱ天才だわ。 走れ~! ベースに滑り込む。 これはセーフだろ。 .