アタシの言葉によっし~がムクッて膨れて、アタシの頬をビヨ~ンと引っ張った。
コイツ何なんだよぉ~・・・
「いひゃい~・・・」
アタシがジッと睨むと、よっし~はべーっと舌を出して笑った。
なぁんかイラつく。
「ねぇ~こことこことここわかんな~い。」
アタシがわかんない問題を次々と指差していく。
今度はよっし~が睨んできた。
「歩・・・俺の仕事全然はかどらないんだけど。わざと?」
そんなわけないじゃん。半分はそうだけどさ。
---ブーブーブー♪
アタシのはサイレントにしてるから違う。
・・・じゃぁよっし~の?
メールを見た表情がなぁんか柔らかい雰囲気だったからピンときた。
「はっはーん・・・ズバリ女だね?吉本クン♪」
アタシの口調がウザかったのか無視を決め込んだ。
アタシを無視するなんて言語道断!!
「はーい見せてもらいまーす!」
ケータイを強引に奪ってメールを見る。
「ぁ、おぃ!!」
よっし~は相当見られたくないのか必死で取り返そうとするがそれをあたしが阻止する。
あれ?このメアド・・・
「真央じゃん。」
なんだよ、真央かい。

