「あ~ちょっと友達と勉強してくる。」
ま、友達みたいなものだしある意味間違ってないよね?
「えぇ~!?あーチャンが勉強!?家でろくにしないのに?」
おい、言い過ぎじゃねぇの?
確かにろくに勉強はしてないけどさぁ。
「あ~わかった、デートなのだね?」
ニヤニヤと笑ってノンはアタシのことを指差した。
全くコイツは・・・(呆)
呆れたアタシの顔を見てウシシと笑って出てった。
「なんだアイツ・・・」
すげぇ腹立つ。
ぁ、あんな妹に構ってる暇はないんだった。
もう時間だ。急がないと。
アタシはマスカラとリップを塗り部屋を出てリビングに入った。
リビングは涼しくてアタシの体の熱を冷ましてくれるような気がした。
「どっか行くのか?」
ラッキー♪父さんしかいないじゃん。
父さんはチラッとアタシを見てからテレビに目を戻した。
誰かがコーヒーを飲んだのか、ほろ苦い匂いがした。

