ドロップ





ま、まじですかい・・・?



普通は断るだろ。






「有り得ねぇ~何考えてんだ・・アイツ。」




でもちょっと行ってみたいと思った。


ちょっとした好奇心みたいな?



だって会うの禁止なのに勉強教えてくれるなんて嬉しいじゃん!





アタシは悩みに悩んで行くことにした。




何でかちょっと緊張したんだ。







アタシはパジャマを脱ぎ捨てて私服に着替えた。




「あーチャンどっか行くの?」




ノンが部屋に入ってきてアタシが着替えてるのを見て言った。


さすがに塾の講師って言うのはまずいか。


しかもノンも同じ塾に通ってるから顔知ってるし!


まずい、さすがにまずい・・・