「あの人が彼氏?・・ぇ、普通。」
ノンやめて・・・本人いるから。
聞こえちゃうから。
「ほんとにいたのねぇ・・信じられない!あんな子に彼氏が出来るなんて!」
母さん・・いい加減にしろよ、ちなみに祐樹が初彼じゃねぇから!
「ハハハ!歩の家族はやっぱみんな面白いな。」
大地まで・・・
「ねぇ歩の知り合い?」
祐樹が不思議そうに聞いてきた。
「ア、ハハ・・まぁね・・(汗)」
もうそれから散々だった・・・
歩く度に知り合いのママさん達が好奇の目で見てくる。
アタシは耐えられなくなってとうとう根をあげた。

