異世界転生記





「それだけの理由?」


「はい」



何か問題でも?と首を傾げるライン



「そんなことして平気なの?」


「理事長ですから」



完全なる職権乱用



「教科書の方は今日は授業で使いませんので、寮の部屋に置いておきました。因みに、寮は最上階の個室ですよ」



授業で使わないって、何やんの?



「分かりました」


「こちらが生徒手帳とカードです」



黒い手帳と、陸の写真が貼ってあるカード


いつの間に撮った?



「カードは寮の鍵にもなっていますので失くさないでくださいね。
それと学園内の買い物はギルドカードも使えますが、陸くんは特待生なのでこちらのカードを見せると、殆どが無料ないし割引されます」


「特待生?」


「はい。陸くんの強さなら文句無しに特待生ですから」



あっさり決めちゃったみたい



「クラスも1年S組、所謂特待生、貴族クラスですよ

最後に、魔力制御のアクセサリーをしてもらいたいのですが」



引き出しから出したのはピアスと指輪



「ピアスは100分の1、指輪は10分の1まで抑えます」


「俺、穴開いてませんけど」



母さんが何故かピアス嫌いだったから、俺ん家は禁止されてた。何故嫌いなのかは知らん。昔なんかあったらしい


ピアスで何かあったって珍しいけど