「今回は物質の構造を完璧に理解して、それに必要な魔力を錬るだけだし」
因み金ダライだと最上級2つ分の魔力を錬る
「………。」
口を開けたまま固まっていた
近くに置いてあったクッションを投げつける
「はぶっ!?」
すごい声
「どうした?」
何事もなかったように続けてみた
「………力の無駄遣い」
「ぁあ"!?」
「い、いえ! 何でもないです!」
少しは学習したらしい
でもギルドのトップが高校生に土下座ってコレで大丈夫なのか?
「まさかこんなガk……若いヤツに負けるとはな」
じろりと睨まれて言い直すシオン
「まだ気にしてたの?」
「まぁ、これでも世界最強としてのプライドはあるしな」
もう2番手だけどな
「えっ。おっさんにそんな物があったんだ」

