異世界転生記




とは言っても


陸「昨日までは追うつもりはなかったが、今日からはこっちから攻めるから逃げてもムダだぞ。今だってそっちの方に3人、隠れているだろ」

神楽で草むらを指すと何やらごそごそと動く


ユキ「やっぱ陸も気付いてたんだー。まぁ気配隠しきれてなかったしねー。ユキが殺っちゃう?」

陸「俺が殺る。ユキはザコ共よろしく」

ユキ「りょーかい。マキナちゃん達は?」

陸「先に終わった方で」

ユキ「ということだから、がんばって逃げた方がいいよー!」


既に肉眼では見えないところにいる2人に向かって叫ぶユキ。風魔法の応用で声を飛ばしているみたいだから叫ばなくてもいいのだが


パル『じゃあおれっち達はここで待ってるッス!』

セラ『じゃあいくぞー!ルゥ、合図よろしくー』

ルゥ『合図、必要か?まぁいいけど…………Ready Go!』





ユキSide

昨日の夜、陸に魔法のコツを教えてもらったんだー

初球魔法はいわゆる各属性の球状のものだから、魔力弾って呼ばれるんだけど、ふつーはどんなに小さくても拳くらいの大きさにするんだよね

でも陸は小指の爪くらいの大きさで、込めている魔力は中級魔法並みだってんだ

威力を見せてもらったら、上級でも下位の魔法なら余裕で打ち消せちゃったの!

魔力のコントロールも身に付くからユキも挑戦してみよ!!



「何をぶつぶつ言ってるんだ!」

「な、ナインドさんっ!!あ、貴女を傷付けたくないのですがっ!!」


2人目の人、顔赤いけれど風邪かな?まぁ戦場では関係ないから殺らせてもらうねー



ユキ「じゃあがんばって避けてねー
“火弾”“水弾”“雷弾”“風弾”“土弾”“光弾”“闇弾”」

各基本属性の魔力弾×10


ユキ「むむむっ…………思っていたよりむつかしいけどっ…………いっけーっ!」


ドォォォン―――………‥‥