異世界転生記




小屋の裏側にて熊もどきの解体中

陸「にしても、エリン達、肉屋でどうやってそこに並んでいるかくらい知ってるだろ?
………そっちよろしく」

ユキ「知識として知ってても、実際見たりやるのは、慣れてないとキツいんじゃない? ユキはギルド関係で結構やってるけど
………これで平気?」

陸「地球でも専門の人しか出来なかったからな。そういうもんか?
………あぁ、あとそこ切り落として」

ユキ「そういうもんだよ。でも陸は専門の人じゃないけど出来てるよね?ユキより上手いし
………こんな感じ?」

陸「家族に“男は強くあるべき”とか言いながら何度もどっかの山に放りこまれたんだよ。篠月家の家訓で“自分を生かしてくれるモノには最大限の感謝を。命を奪う時は相応の覚悟と責任を持って”てのがあったから、母さんも姉さん達も魚も肉も一通り捌けるぞ
………それでいい」

ユキ「あはは、なんかすごい家族だね。でもユキはその家訓好きかも
………じゃあこっちは終わり」

陸「他にもいろんな家訓があるけど…………、また今度な。こっちも終わったから
じゃあルゥ達のところに戻るか。手伝ってくれてありがとう」

ユキ「う、うん。早く行こっ」
(ヤバいっ、陸が笑ったっ!!)



ブロック状にした肉を持ってみんなのところに

陸「これなら平気か?」

エリン「え、えぇ。あの魔物だと思わなければ」

小夜「…………ありがと」

タイン「ホント陸って何でも出来るよな。俺だったら…………うぷ」
戻すなよ、タイン


ルイ「それより次元龍なんて初めて見たよ
こっちも準備出来てるから焼き始めよう」

パルのこと知ってたみたいだな。資料少ないらしいけど


っておい、ルイは捌くの平気だったのでは?

…………まさか手伝いたくないからか?

この、策士めが!!