異世界転生記




「どういうことでしょう? 故障ではないと思うのですが」

「ちょっと待ってろ」


何時の間にか復活していたシオンが小走りで何処かへと向かう

こっちじゃ訳も話さず何処かへ行くのか?



数分後、部屋の扉が開き、シオンは何かを持って帰って来た


「悪いがこっちにもう一度流してくれないか?」



渡されたのは体重計?

こっちはアナログ式


「ま、マスター!?それは!」

「分かっている。だが……」


2人で何かをもめている様子


しかし本人は

めんどくさいな

もう少しやる気を出しましょう



「さぁ、流してくれ」


話し合いは終わったらしい


陸は魔力を軽く流した

結果:針が大きく振れたと思ったら、煙を出して壊れました