寮に着きました


かばん?

勿論一度教室に戻りました


セラは頭の上、ルゥは小夜が抱っこしている



校舎と言う名の城から徒歩約10分

外見は………うん

寮と言うよりマンションだよね?あるいはホテル

王道過ぎでしょ


50階近いんじゃない?


特待生以外は2人部屋で、エリンと小夜、タインとルイなんだって


「じゃあ寮官さんのとこに挨拶しに行こう」

「荷物の整理、手伝いますね」

「さんきゅ」

持つべきものは友達だぁ

初めて出来た友達に感動している

地球にいた頃は(家族のパシリで)忙しかったからな!


「代わりに夕飯奢れよ」

「タイン、黙れ」




「あら?見ない顔ね?制服も違うし、もしかして貴方が編入生の篠月陸くん?」

「はい、部屋を教えて欲しいのですけど」

受付にいた女性に声をかけられた


「えーと、陸くんの部屋は最上階よ。そっちの転移魔方陣使ってねー」

「ありがとうございました
最上階だって。行くよ」

こっちにもエレベーターとかはあるみたいだけど、魔方陣の方がラクなんだって




「「「「……………。」」」」


「あらあら、最上階は珍しいからね。みんな驚いているのよ」


まぁいいや
荷物片付けてよう


「先に部屋行ったって伝えといて下さい」

「はーい、分かったわ」

「ルゥ、行くぞ」


小夜の腕から抜け出す


さて片付けるか!
いや、その前にお昼か?