ゴメン、素直になれなくて

涙をぬぐって私は箱を拾った。


「可愛いラッピング…」


本当に…どういうつもりだろ。


真面目な歩夢なりの
ケジメなのかもしれない


「歩夢は自然消滅とかしなさそうだもんなぁ…」


シュルシュルとリボンをほどくと箱の中には可愛いビスケットが入っていた。


「ぷぷ…私ダイエットしてるっちゅうの…」


それぐらい知っててよね。


ブツブツ文句を言いながら


保健室のベッドで泣きながら
ビスケットを食べる。



もうやけくそだよ。


太ったら歩夢のせいだ。


食べながら、
ふと箱の底に紙を見つけた。


「なに…これ…?」


小さく折られた紙を開くと


歩夢からのメッセージが書かれていた。