歩夢にブレザーを返して
私は屋上の扉に手をかけた。
歩夢はまだしばらく屋上で
サボるらしい。
私は…
保健室にでも行こうかなぁ。
ギィ…と重い扉を開けて
足を踏み出した。
この扉を閉めたら
本当に終わるんだ…。
歩夢の顔―…
最後に見たい…
でも見れない…
少し固まる私に
「彩ちゃん…」
ポツリと私を呼ぶ歩夢。
「…………」
下に俯きながら
私がゆっくり振り返ると
歩夢は私を抱き締めた。
「彩ちゃん…俺はすごく好きだったよ」
「………っ」
歩夢の冷たい体
懐かしい感触
このまま…
強引に引き留めて欲しい
ねぇ、歩夢…
そしたら私―…
だけど歩夢は
ゆっくり私を離すと
「じゃあね」
屋上の扉を閉めた―…。
私は屋上の扉に手をかけた。
歩夢はまだしばらく屋上で
サボるらしい。
私は…
保健室にでも行こうかなぁ。
ギィ…と重い扉を開けて
足を踏み出した。
この扉を閉めたら
本当に終わるんだ…。
歩夢の顔―…
最後に見たい…
でも見れない…
少し固まる私に
「彩ちゃん…」
ポツリと私を呼ぶ歩夢。
「…………」
下に俯きながら
私がゆっくり振り返ると
歩夢は私を抱き締めた。
「彩ちゃん…俺はすごく好きだったよ」
「………っ」
歩夢の冷たい体
懐かしい感触
このまま…
強引に引き留めて欲しい
ねぇ、歩夢…
そしたら私―…
だけど歩夢は
ゆっくり私を離すと
「じゃあね」
屋上の扉を閉めた―…。



