ゴメン、素直になれなくて

机にふて寝していると
ふいにクラスの女子に名前を呼ばれた。


「彩~」


気だるく顔をあげる。


声のする方を見ると…


教室の前に歩夢が立っていた。


「お客さんだよぉ」



――――…え?


「なんで…うそ…」



期待が消えた今、
突然の展開に混乱した。


心の準備が何も出来てない



「彩ちゃん…っ!!!」


さっちゃんが興奮ぎみに
私を見た。


「あ…どうしよう…」



混乱する私に
さっちゃんが肩を叩いた。


「行っといでよっ」