ゴメン、素直になれなくて

ガチャガチャ


駅から割と近い家。


先輩は乱暴に鍵をあけると
私を中に放り込んだ。


「きゃっ…」


廊下にしりもちをつく私を無視して先輩はスタスタと中に入る。


もぅ…


仕方なく私も靴を脱いで
リビングに向かった。



相変わらず広い家…。


だけど先輩はいつも1人で。


付き合ってた頃から
先輩の親は見たことがない。




リビングのソファーで煙草を吸っている先輩。


私は煙草が嫌い。


「クサいし」


「ちっ…苛々してんだよ」


文句を言いながらも
灰皿に煙草を押し付けた先輩。



私は先輩から少し離れた床に直接座った。