ゴメン、素直になれなくて

「うん…」


小さく頷く私を確認して
歩夢はゆっくり顔を近付けた。



こんな近くで歩夢…
初めてみる。


伏し目がちな歩夢の
長いまつげに見とれながら…



歩夢はそのまま
私に口付けをした。



歩夢の熱い吐息と一緒に
ふわりとほろ苦い味が広がる。



「……うまい?」


歩夢の甘い視線と
チョコの香り



「うん…」




私はそのまま流れるように
背後のベッドに押し倒された。



上から何度もキスを落とす歩夢。


どんどん熱くなる歩夢の唇に
私の体も熱くなる。



「歩夢のママ…は…?」


キスのあいまに聞いた。


歩夢は少し顔を離して
今度は耳元に唇をつけた。


「今は…いないよ?」



耳に直接響く歩夢の声に
お尻のあたりがぞくりとなる。