「あ………。」 部屋に入った瞬間あたしは ポカーンと口を開けたまま立ち尽くしてしまった。 「だから入んなっていったのに。」 そこには傷だらけの竜也の 姿があった。 目の上が切れて腫れていて、 口からは血が出て、頬は真っ青にアザができていた。 「どおしたの?りゅう…喧嘩?」 「別に対したことねえよ。」 あたしの質問に竜也は そっけなく答え、プイッと目線を反らした。