「…あ。」

なんか『うっかり☆』みたいな顔をした美男子さんっていうか名前聞いてないや。

「きみさぁ… 
 さっきまで船に乗ってなかった?」

「…あ。はい。」

あ、なんか嫌ーな記憶が…

「舟を漕いでる人に落とされました」

どんっえ?どぼんっって感じで。
そうそう。

「なんで落とされたんでしょう。」

「あー…君落とされちゃったかぁ…」

「落とされると何かあるんですか?!」

「聞かないほうがいいようん。」

…なんか遠い目をされてる美男子さん。
と、
突然美男子さんが爆弾発言しやがった。