「忘れないよ。」
そしてアハハハーと大げさに笑った。が、笑ってられないことに気づく。
「「時間!」」
健さんは腕時計を見て苦笑いした。
「もう十分遅れてる。」
「はぁはぁ…そう…なんだ。もうまにあわ…な…い」急に疲れてきた。それになんだか頭がクラクラしてきた。
「とりあえず…学校いきましょう。ね?」
そして向かった学校がかなり遠く感じた。昨日と距離が同じなのになんで?
「はぁはぁ…ついたァ」
あたしは門に寄っかかった。