ドアが開いた音がして見ると、そこにはアイツが―――なつがいた。 「なつ……なんでここに。」 3階の一番奥だから滅多に人は来ない。 「えと…さちがここに行けって」 と、また笑顔。 いや苦笑いか。 てかおい。余計なことするなよ。 「そうか。」 待てよ。 これはチャンスじゃないか?? よし、謝ろう。 「なつ。1ヶ月くらい前のことなんだけど……ごめん。また勝手に不機嫌になって。とにかく、なつは悪くないんだ。」 今日だけは、さちに感謝。