『紫炎
UNBEAT
NIGHT MARE
THE BIG DIPPER
RED SCORPION
CALM.....』


「CALM!?

彼等も参加しているんですか！」


『確か、同じ事務所でしたね！

今回は新星さんから3組も参加しているんですね！

頑張って下さいね！』


「ありがとうございます。

ところでディッパーの栗田栄祐さんって、入院していましたよね!?

もう体調は良いのですか!?」


『腎臓結石は、自然と石が出てきたそうで、今はピンピンしているよ！』


「そうでしたか！

後で挨拶に行かなきゃ！

Seijiさんも、もう入っているんですか!?」


『あの人は、いつも一番乗りだよ！

今頃は、1階の喫茶室でコーヒー飲んでいるんじゃないかな！』


その後、俺達は美racle/Ladyと共に共演者のクロークへ挨拶まわりに行った。


まだ収録まで1時間程有ったので、喫茶室にいるNIGHT MAREのSeijiさんとコーヒーを飲むことにした。


「今日は宜しくお願いしますSeijiさん｡

聞いたのですが、活動再開するそうですね!?

今日がその最初のステージだとか！」


『そうだよ！

ギターのYu-Ya（ﾕｰﾔ）がアメリカ修行から帰って来たし、ドラムのMasakiも作詞作曲の勉強に一区切りついたからな！

チャンス、今度活動再開の手始めにツアーライブ遣るんだけど、最終日の東京ライブにXYZも出てくんねぇか!?』


「マジですか!?

社長とマネージャーと相談してスケジュール空けて貰いますから、是非お願いします。

いつですか!?」


『最終日は、12月20日だよ。』


「わかりました。

楽しみにしています。

ハコ（場所）はどこですか!?」


『東京ドームだよ！』


「えぇ～？

東京ドームで遣るんですか!?」


『どうしたKYU君？

ビビっているのかい!?』


『ﾋﾞ…ビビって…ます。』


「KYUは大舞台が苦手だったからなぁ。

でもKYU、やってみようぜ！」


『ハイ…頑張ってみます。』


『一応、新曲を7曲とベストセレクトしたのを13曲の全20曲を遣るんだ！

もし参加出来たらベストセレクトした曲の中の５曲を一緒に演奏して貰いたいんだが!?』


「勿論です。」


『じゃあ決まったら連絡してくれるかい？

その時、バンドスコアを渡すよ。

ついでに、XYZの曲も何曲か一緒にやろうぜ！
』